KACCOイベント(2021年度)

【終了しました】
2022/3/19 Sat 14:00 - 17:00
現在進行例から学ぶアートコレクティブのあり方:合意形成、ビジョン、お金~ヒスロムの場合~

日時:2022年3月19日(土) 開場13:00 / 14:00-17:00
会場:京都芸術センター フリースペース
ゲスト:ヒスロム
対象:アートグループやアートコレクティブで今活動している/これから活動したいと考えているアーティスト など
定員:20名(事前予約制・先着順)
料金:無料

申込:Googleフォームより受付
主催:京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)

「作品制作のための団体(グループ、コレクティブ)を作りたい」「メンバーのフラットな関係性を望んでいるけれど、どうやってそれを維持したり、問題が起こった時にどうしたらいい?」といった話や悩みを耳にすることがあります。

今回のゲスト、ヒスロムの活動は、山林が切り崩され宅地が整備されていく「造成地」に通い、遊ぶ、いわばサークル活動のように始まりました。作品をつくるためにグループを結成したのではなく、その活動を記録する行為が作品制作に発展していったという点で、アートグループとしては珍しい例かもしれません。そんなヒスロムの活動は「メンバー三人ともが納得しないと進めない」のだそうです。ある側面から見ると非効率的とも言えます。そこで、「誰も決定権を持たない話し合いってどうやって合意形成するの?」「ビジョンはどう共有するの?」「締切が目前に迫っているときはどうするの?」「お金の管理はどうしてるの?」など、参加者の皆さんといろいろな質問をヒスロムに投げかけてみたいと思います。

また、彼らの合意形成や共同作業のプロセスを知る手がかりとして、本イベントの時間に並行してクッキーを焼き上げます。

これから団体を作りたい方や、今団体での活動の進め方に悩んでいる方など、このテーマに関心のある方はどなたでもご参加ください。

hyslom (ヒスロム)

加藤至、星野文紀、吉田祐からなるアーティストグループ。2009年より活動をはじめる。身体を用いて土地を体験的に知るための遊び「フィールドプレイ(※)」を各地で実践し、映画、展覧会、パフォーマンス作品として発表。2015年から任秀夫氏と共に「任・ヒスロム鳩舎」として日本鳩レース協会に入会。レース鳩に関するワークショップや展示などもおこなっている。近年の展覧会に「hyslom itte kaette.Back and Forth」(Ujazdowski Castle Centre for Contemporary Art、2019)、「ヒスロム 仮設するヒト」(せんだいメディアテーク、 2018)映画監督作品として、2020年「シティII」、2021年「美整物 輝かせる時間の黄金」、パフォーマンス作品として、「KAC Performing Arts Program2018/Contemporary Dance『シティⅡ』」(京都芸術センター、2019)「梅田哲也/hyslom 船」(大阪の水路や河川・港湾、2017,2018)。平成30年度京都市芸術文化特別奨励者。 (※)劇団維新派 松本雄吉がそう呼んだことによる
http://hyslom.com/

Photo: 内堀義之

【終了しました】
2022/1/25 Tue, 2/19 Sat 13:00 - 17:30
今日やろう!確定申告の作成・相談会

日時:2022年1月25日(火) 、2月19日(土)13:00-17:30
対象:フリーランス等、自分で確定申告をしている文化芸術関係者
参加:無料、要事前申込
定員:作業机を10人分ご用意しています
会場:京都芸術センター ミーティングルーム2
確定申告相談:小川裕子税理士(フレイア会計事務所、近畿税理士会所属)

主催:京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)

【参考】大阪市でも個別相談会が開催されています

大阪市の設置する文化芸術総合相談窓口でも、2022年2月22日(火)に「文化芸術関係者を対象とした初心者向け税務申告個別相談会」(会場:大阪市役所地下1階 第10会議室)が開催されます(1組30分、メール申込、無料)。大阪市を拠点とする文化芸術関係者の方はぜひこちらをご活用ください。 ※詳細は大阪市文化芸術総合相談窓口へお問い合わせください。

詳細:https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000557079.html

【終了しました】
2022/3/10 Thu 14:00 - 17:50
2021/12/21 Tue 14:00 - 19:50
2021/9/7 Tue 14:00 - 19:50
2021/7/20 Tue 11:00 - 16:50
個別相談会ー制作現場のメンタルケア

対象:京都市に居住あるいは活動拠点を置く、文化芸術活動にたずさわる方(活動分野等不問)
参加:無料、要事前申込(各回1組、先着順受付)
会場:対面(京都芸術センター内)or オンライン

カウンセラー:浅田恵美子(公認心理師/臨床心理士)
主催:京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)

何となく気分が落ち込んだり、普段はしないミスをしたり…心身の不調を感じていませんか?

長引くコロナ禍に適応しながら、制作と発表の場を維持するのは、並大抵のことではありません。また、創作の現場では、サポートに奔走しつい自分のことを後回しにしがちな方を多く見受けます。自分が何とかしなくてはと、個人の職能を超えて無理をし過ぎていることはないでしょうか。

本相談会では、臨床心理の専門家がマンツーマンでお話しを伺い、「他者へ相談すること」のハードルを少しでも下げることを目指します。相談によってすぐに問題を解決することは難しいかもしれませんが、話をすることで状況や自分の思考を整理し、問題の焦点を絞って、違った観点を持ったり、客観的に考えたりすることにつながるかもしれません。

相談例)
・何となく気分が沈み、創作意欲が湧かない
・他者の悩みを聞いたり、人間関係のトラブル対応に追われ、心身の疲労を感じている
・一緒に仕事をするスタッフの心の不調を予防したい

上記に関わらず、心理的な問題を感じておられる方もご参加いただけます。
もし思い当たることがあれば、お気軽にお申し込みください。


※今回の参加が難しい場合は、個別対応も可能ですので、別途相談窓口までお問い合わせください。
※前回お申し込みいただいた方は、今回ご参加いただけません。

【終了しました】

2021/12/27 Mon  19:00 -
アートマネージャー・ラボ×KACCO 

文化庁の支援制度から見えてきたアート業界の課題と今後の設計に向けて#3 ミートアップ&ワークショップ

「出会って、話して、要望書をまとめてみよう」

zoom参加・参加無料・要申込(先着10名まで)
参加対象者:文化庁の支援制度について声をあげたい文化芸術関係者、美術分野の支援制度について考えたい文化芸術関係者
企画:京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]、アートマネージャー・ラボ

第3回目は実践編。ワークショップ形式で、文化芸術に関わる当事者の声を届ける要望書のプロトタイプをつくります。

今回作成するのは、文化庁に向けた要望書です。昨年度の継続支援制度、今年度のARTS for the Future! など、コロナ禍に際して文化庁が行った支援制度について、参加者どうしで議論しながら、現行の制度で起きている問題を整理し、制度の改善に向けた要望をまとめていきます。美術分野に特有の課題、分野を超えて共通する課題を検討するグループを分け、それぞれ議論をしていきます。

参加者どうしが知り合い、話し、連帯して声を上げる。
そのきっかけとなることを目指します。

【終了しました】

2021/11/12 Fri  20:00 - 21:30
アートマネージャー・ラボ×KACCO 

文化庁の支援制度から見えてきたアート業界の課題と今後の設計に向けて#2

「日本美術家連盟に聞く、要望書の作り方と連盟の歴史」

YouTubeライブ配信・視聴無料
企画:京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]、アートマネージャー・ラボ

第2回目は、文化庁の継続支援事業において、美術分野の統括団体として連盟に所属してないアーティストやアート関係者にも門戸を開いた日本美術家連盟にお話を伺います。

1949年に個人加盟の美術家の全国組織として発足した日本美術家連盟は、70年を超える活動の中で、美術家のネットワーク作りや職能擁護等の活動を行い、社会における美術の役割の向上と振興に寄与するため、折に触れ声明文や意見書・要望書を作成し、美術分野からの声を届けてこられました。コロナ禍においても、複数回にわたり文化庁に要望書を提出されています。

今回は、日本美術家連盟事務局長・池谷慎一郎氏をお招きし、日本美術家連盟では、これまでどのように組織として要望書や声明文をまとめてきたのかについて、連盟の歴史的経緯なども交えながらお話いただきます。

危機に際して、関わる人たちの声をまとめ、組織として声を上げるにはどうすれば良いか、一人一人の声を拾いあげまとめていく方法について考えます。

ゲストプロフィール】
池谷慎一郎(いけたに・しんいちろう)
東京大学文学部卒。1988年日本美術家連盟事務局入局。主に著作権業務を担う。2011年より事務局長。

【終了しました】

2021/10/17 Sun  20:00 - 21:30
アートマネージャー・ラボ×KACCO 

文化庁の支援制度から見えてきたアート業界の課題と今後の設計に向けて#1

「文化庁の支援制度を振り返る〜京都市とアートマネージャー・ラボの取り組みから」

YouTubeライブ配信・視聴無料
企画:京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO]、アートマネージャー・ラボ

コロナ禍により多くの人が苦境に追い込まれるなか、昨年度から、文化庁も文化芸術関係者への支援を行っています。しかしながら、制度の方針や支援対象が年によって変わり、支援からこぼれ落ちてしまう人が多く出るなど、制度設計の面で様々な課題が見えてきています。

そこで、フリーランスのアートマネージャーが中心となり活動を続けているアートマネージャー・ラボとKACCOの共同企画により、現場の声を行政に適切に届けるプロセスを検証し、要望書を作成するプロトタイピングを行う連続講座を実施します。

第1回目は、昨年度行われた文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」を振り返ります。

【アートマネージャー・ラボとは】
アートマネージャーが中心となり、アート関係者の互助ネットワークを作るべく、活動している任意団体です。 YouTubeチャンネル / Facebookページ

【終了しました】
2021/10/13 Wed  18:30 - 20:30
2021/10/27 Wed  18:30 - 20:30
事例から考えるアートマネジメント:オンライン講座Ⅰ、Ⅱ

主催:京都市文化芸術総合相談窓口[KACCO](公益財団法人京都市芸術文化協会)

共催:一般社団法人HAPS

KACCOでは、実務に携わるフリーランス等のアートマネージャーとともに、アートの制作現場でおきるトラブルの事例を共有するワークショップ(非公開)を実施し、弁護士アドバイスをもらいながらその予防や解決方法を検討しました本講座では、ワークショップで検討した内容を踏まえて、文化芸術関係者が実務にあたる際に必要な知識としての「ハラスメント」や「契約」の基本について学ぶ機会を提供します

オンライン講座Ⅰ「アートの現場からハラスメントをなくすために」

ハラスメントは、広義には「人権侵害」を意味し、性別や年齢、職業、宗教、社会的出自、人種、民族、国籍、身体的特徴、セクシュアリティなどの属性、あるいは広く人格に関する言動などによって、相手に不快感や不利益を与え、その尊厳を傷つけることを言います(人事労務用語辞典より)。

アートの現場はさまざまな人たちの協働で成り立っています。ハラスメントを訴える人がいるならば、それは、その現場が働きにくいと感じる人がいるということ。共に働く現場がどうすれば働きやすい現場になるのかを考える必要があります。
本講座では、法律家からハラスメントについての基本的な知識を学び、「互いに働きやすい現場とは何か」について考えます。

◯日時:2021年10月13日(水)18:30〜20:30
◯講師:三輪晃義(弁護士)

オンライン講座Ⅱ「アートの現場における契約の知識」

事業の主催者とアーティストとで交わす契約書について、契約の当事者がお互いに内容をきちんと理解し、合意して進めるために、確認すべき契約時のポイントを解説していきます。また、アートの現場で起こりがちな契約トラブルの事例を紹介しつつ、契約についての基本的な知識を学びます。


◯日時:2021年10月27日(水)18:30-20:30

◯講師:三輪晃義(弁護士)

◯講座協力:谷澤紗和子(美術作家)

【講師プロフィール】
三輪晃義(みわ・あきよし)

大阪弁護士会所属。大阪労働者弁護団、連合大阪法曹団、LGBT支援法律家ネットワーク、日弁連LGBTの権利に関するPT等に所属し、労働者の権利保護やセクシュアルマイノリティ等の人権問題に取り組んでいる。2018-19年、京都精華大学主催のフォーラム「芸術と労働」に登壇。書籍『未来のアートと倫理のために』(2021年、左右社)に「芸術労働者は法律によって守られるか」を寄稿した。

【終了しました】
アーカイブ映像の公開

本講座のアーカイブ映像を期間限定で公開します。見逃した方はぜひこの機会にご覧ください。
公開期間:2021年12月21日(火)〜2022年1月10日(月)

【終了しました】
2021/10/8 Fri  14:00 - 19:00
オンライン個別相談会
ー再起支援補助金・経産省系補助金

主催:京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)
協力:京都市産業観光局

対象:京都市に居住あるいは活動拠点を置く、文化芸術活動にたずさわる方(活動分野等不問)
参加:無料、事前予約優先(各回1組/先着順)
相談対応機関等:京都市 産業観光局、中路健一(公認会計士・税理士)

【終了しました】
2021/6/5 Sat 11:00-16:00
文化芸術合同相談会

対象:文化芸術活動にたずさわる方(活動分野等不問)

参加無料事前予約優先
会場:京都芸術センター フリースペース/オンライン

相談対応機関等:ARTS for the future!事務局(VIPO)、猪口建太朗(公認会計士/税理士)、京都府文化芸術関係者支援相談窓口、京都コンサートホール(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、一般社団法人HAPS、Social Work / Art Conference(SW/AC)、伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(TARO)、京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)

詳細:https://www.kac.or.jp/events/30438/

主催:京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)、京都府文化芸術関係者支援相談窓口(京都府文化スポーツ部文化芸術課内)、一般社団法人HAPS